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ライバル登場【1】

 ある日の事だ。
 魔法界から、自称『最強のライバル』が、はるばるやって来た。
 
「お前との決着をつける為に、わざわざ人間界まで来てやったぞ!」

 久々に見る彼女は、相変わらず黒地に真紅の模様を描いた、趣味の悪いマントを羽織っていた。
 俺はため息を吐いて、玄関を閉じようと試みた。
 
「待て! そんなに私に負けるのが恐いか!?」

 悪質な新聞勧誘員のごとく、隙間に足をねじ込まれる。
 俺は再び、ため息を吐いた。
 
「イル――、お前、相変わらず面倒な奴だな」

「逃げるのか? そうか、そんなに私が恐いか!」

 イルが勝ち誇った顔で言う。
 これまで278戦0勝278敗の癖に、どこから自信が沸いてくるのか、不思議だ。
 
「あー、はいはい。俺の魔法を見せてやろー」





「むぐっ、むぐぐぅ!」

 俺の魔法の前に、イルは呆気なく全身を拘束された。
 縄で縛られ、口には猿ぐつわを噛まされた格好だ。
 
「その状態じゃ、詠唱も出来なければ、武器も出せないだろ。大人しく帰れ」

 留守にしている柚季には言えないが、これまでの戦いの最中に、何度かイルを犯した事もある。
 しかし、性格の鬱陶しさゆえ、あまりそそられない。
 今日はさっさとご帰宅願おう。
 猿ぐつわを外してやり、もう一度帰る様に言った。
 
「ま、まだ、負けていない!」

「いや、どう見ても負けてるだろ。もう一度口を塞いでやろうか?」

 それでもイルは、負けを認めなかった。
 悔しげな顔をして俺を睨みつけていたが、何かを思いついたのか、パッと表情が変わった。
 
「なんだ? ようやく帰る気になったか?」

「ふふふ、私はまだ犯されていない! 男女の戦いにおける決着は、陵辱だけだ! 勝負は続いているぞ!」

 まくし立てるように、謎のアホ理論を展開し、イルは魔法を発動させた。
 眩い光が玄関を埋め尽くし、俺はたまらず目を瞑った。
 背後でイルの詠唱が聞こえた。
 慌てて防御結界を張るも、寸での所で間に合わなかった。
 魔法で生み出された鋭利な刃が、頬を掠めた。
 
「ちっ……俺とした事が、油断したぜ」

 光が収まりつつある中、振り返ると、イルは拘束を解き、俺を指していた。
 
「次は外さない! 負けを認めるなら今の内だぞ!」

 油断していた自分にも苛立つが、イルはその100倍だ。
 犯されるまで負けを認めないのなら、犯すまでだ。
 俺は魔法の詠唱を始めた。
 
「ふふふ、どんな魔法を使おうとも、無駄だよ!」

 イルが自信満々に取り出したのは、どう見ても黒いアナルプラグだった。
 思わず呪文を唱える口を止めてしまった。
 
「それで……それがなんなんだ?」

「これには強力な魔力が込めてある。パワーアップだ!」

 言い終えると、かぷっ、とアナルプラグを口に含み、すぐに抜き出した。
 唾液でてらてらと光るそれを、下半身へ。
 マントをたくし上げ、その下に身に着けているラバースーツに覆われた尻へと当てた。
 
「んっ……んん……」

 少し苦しげに息を吐いていたが、何とか収まったのだろう。
 不敵な笑みを浮かべて、俺へと向き直った。
 何か仕掛けて来るより先に、と、俺は詠唱を再開し、魔法を発動させた。
 
「……。あれ? …………! ま、魔法の詠唱が出来ない!?」

「魔法封じだ。お前には解けないだろ? さらに、もう一度縛り上げてやるぜ」

「くっ……!」

 戦況は簡単に覆り、イルは再び縛り上げられた。
 さっきと違うのは、イルのアナルにはプラグが収まっている事と、俺にちんぽをぶち込む気がある事だ。
 
「詠唱は封じてあるから、猿ぐつわは、いらないな」

 言いながら、イルの身からマントを剥ぎ取る。
 真っ黒いラバースーツに、イルの少し貧相な身体が浮かび上がっていた。
 
「相変わらず変態染みた格好をしているな」

「機能性と防御に優れた特製スーツだ!」

 イルの言葉に、嘘や偽りはないだろう。
 だとしてもだ。俺の前では、全てはエロに変わり、変態責め具に成り果てる。
 新たな魔法を詠唱した。
 縄の先端が緑に変色し、ちんぽの様な形に膨らむ。
 触手と化した縄の一部は、ぬらぬらと粘液と分泌しながら、イルの身体を這い上がる。
 首から下を覆うラバースーツの入口は、襟元だけだ。
 
「なっ、何をするつもりだ!」

「何って、犯す準備だよ。そうしなきゃ、勝負は終わらないのだろう?」

「う、うう……あれは……」

「今更撤回しても、聞く耳は持たん」



→【2】へ続く

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